ガセネタ です。
さて、クラシック第1弾「皐月賞」は昨年のコントレイルのようなぶっ飛んだ大本命が存在しないカオス状態となっている。それらを証左するように集票構造も支持2割程度がツートップに座して同じ4枠に配置されている。
しかし、我々は今年の「皐月賞」の馬柱を観察して決定的な違和感を感じなければならないのである。勿体つけても仕方ないので言及するが、それは出走頭数にほかならない。
16頭立戦の「皐月賞」と言われて具体例を出せる人は左程、多くないはずである。理由は過去に何度も存在した訳では無いからであり、当該はフルゲート18頭立戦から2頭が発走前に消えたジェニュイン(1995)の「第55回皐月賞」とは異なるものである。これらが当該「皐月賞」と共有するのは2分を切れない競馬になるという事ぐらいであろう。つまり「皐月賞は速い馬が勝つ」という法則が成立しないということである。だからタイトルホルダーが逃げて粘り込むような速い決着はないし出走馬中、唯一、2分を切った計時のあるエリカ賞馬アドマイヤスバルがリステッドに付与された(優)を駆使する事も無い。
ゴール前のストロングフォローを背負いながら重賞初出走初勝利がクラシック勝利という椿事を起こすのは今年まだ1勝。昨年5勝の11年目の泡沫騎手である。